帰ってきたちょりのつぶやき

ちょり(40代女性)が思う日々の事をつぶやくブログ

2019M-1グランプリを見て

今年のM-1グランプリは、ミルクボーイが優勝して幕を閉じた。

でも、私にとって一番驚き、感動したのが、ぺこぱが決勝進出したことだった。実は、ぺこぱが出演しているライブをかつて何度か見たことがあり、思い入れがあったからだ。

今から数年前、下北沢の今はなきライブハウスで「新ネタトントトン」という若手芸人が集まってそれぞれ4分ぐらいのネタを2回ほど披露するというライブがあった。その中に、ぺこぱが出演していたのだ。

当時のぺこぱのネタは、松陰寺さんが着物を着てローラースケートしながらネタを披露していくスタイルで、相方のシュウペイさんの存在感が今よりもあまりなかった気がするのだ。そう、今から考えると、本当にウケるために試行錯誤していたのだ。だから、ネタがどうのこうのというよりも松陰寺さんの印象が強いことしか頭に残らない感じだ(松陰寺さんがまるでピン芸人であるかのように)。

今回のM-1グランプリは、シュウペイさんがボケてそれを松陰寺さんが新鮮な突っ込み方で返すという漫才という形になっていたので、それが驚きだった。やはり、松陰寺さんのキャラが強いけど、シュウペイさんのボケの役割もしっかり感じられたので、それが良かったと思う。

現在、「新ネタトントトン」に出演していた芸人の中で、残念ながらその後「売れなかった」ためコンビを解散したり、芸人を引退する方が出る中で、ぺこぱはよく頑張ったと思う。これから、是非ぺこぱが売れてほしいと願わざるを得ない。